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児発・放デイ 施設選びで実は重要なこと

大切な我が子を預ける児童発達支援や放課後等デイサービス。

見学して通所先を決めることがほとんどだと思いますが、見学だけではわからない「あること」があります。

これは職員でも気付いていない人もいるかもしれません。

業界内で転職したからこそ気付いたこの事実、施設選びの参考にしてください。

目次

チェーン展開の教室ならみんな同じ?

チェーン展開している教室は、同じ施設名だから、どこでも内容は同じだろうと思っていませんか?

答えはNOです。

チェーン展開している教室は、コンビニと同じくフランチャイズ形式で運営しています。

本部が運営するいわゆる「直営」と、フランチャイズ(FC)に分かれます。

そして多くはFC教室です。

オーナーが違えば雰囲気も違う

コンビニがわかりやすいので、引き続きコンビニでの例を挙げます。

同じチェーン店でも、独自の商品展開をして話題になることがありますよね。

地元の野菜コーナーがあったり、元酒屋さんだと妙にお酒の品揃えが充実していたり。

それはFCで、オーナーが細部の決定をしているから。

同じ看板でも、FCは全く別の店舗と考えたほうがいいのです。

もちろん大きな方針は共通ですが、就業規則などはオーナーが決めること。

教室のカラーや職員の雰囲気などが違ってくるのは当然なのです。

近所の教室が同じオーナーとは限らない

私がオーナーを意識するようになったきっかけは、とある療育施設のA教室オープニング時の職員募集でした。

数日前にB教室の看板ができたのを見た私は、同じような地名が付いていたのでてっきりB教室の募集だと思っていました。

(新規教室だと住所では出てこないし、面接場所と勤務場所が違うのはよくあるので)

しかし面接に指定されたC教室でA教室について確認すると、B・C教室を運営する会社とは無関係とのこと。

「きっと他社さんですね」

ここで初めて、近所でも別の会社が同じブランドを運営することがあると気付いたのです。

同じチェーンでも複数教室見に行こう

これから療育施設を検討する場合、オーナーの情報をぜひ気にしてください。

残念ながら、児発管の名刺には教室名しか入っていないことがほとんどだと思います。

自宅から通える教室が複数ある場合、ぜひ話題に出してみて下さい。

「そちらは同じ○○でも、運営が違うので詳細はわからない」と言われるかもしれません。

その場合は、別の教室も見学に行くことをおすすめします。

また、オーナー(運営会社)は契約書類には記載があるかもしれません。

書いてあったら検索してくださいね。

オーナーを調べることを勧める理由

児童発達支援や放課後等デイサービスは、ここ数年でとても増えています。

それだけ新規参入の事業者も多いということです。

その会社(オーナー)が福祉事業で実績があるか、知っておくことは大切です。

どうしても、福祉分野に慣れていない会社は、職員も福祉業界について不慣れな部分が出てきます。

新規参入=ミスが起こるわけではありませんが、手続きの不備などがないか、こちらも慎重に確認することができますよね。

なかなか比較のしづらい児発・放デイですが、オーナーを知っておくことでトラブルも回避しやすくなりますよ。

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